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求刑・量刑Q&A

求刑とは何ですか?

刑事裁判において検察官が「罰金○万円」や「執行猶予○年」といった刑の種類や量について意見を陳述することです。
犯人の改善、更生、社会秩序の維持にいかなる刑罰が効果的であるかによって決まります。無期以上の求刑をするには高等検察庁の決裁が必要です。

刑事裁判において検察官の求刑は絶対的なものですか?

求刑は検察官の意見に過ぎず、裁判所に対して法的な拘束力をもつわけではありません。
しかし、検察官の求刑が極めて重要な役割を果たしていることも事実で、実際には、実刑の宣告刑は求刑の2割ないし3割程度低いところに集中しています。他方、執行猶予の場合には、求刑どおりとすることが多いです。

刑事裁判において検察官の求刑以上の判決を下すことはできますか?

できます。
求刑は検察官の意見に過ぎないので、裁判所を拘束しません。裁判所が妥当と思う量刑が検察官の求刑以上であれば、そのように判決を下すことができます。
実際にも、裁判員裁判で求刑以上の判決が出されていることがあります。

前科・前歴があると刑事事件の量刑に影響はありますか?

特に同種前科・前歴がある場合には、一般に反省の情が見られず、再犯のおそれが大きいといえることから、刑を加重する情状となります。
例えば、覚せい剤の自己使用の場合、初犯であれば概ね執行猶予が付きますが、2回目にはほとんどが実刑となり、さらにその前科を重ねるに従い、刑期が長くなる傾向にあります。

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